大悲閣千光寺 お月見と法話の会
今年も去年に引き続き、秋の観月会を千光寺さんで開催しました。
このイベントは、嵐山の奥にたたずむ大悲閣千光寺で、まあるい月を眺めながら住職さんのお話を聞き、座禅を組むというものです。普段はなかなか見ることができない夜の嵐山を体験し、嵐山の新しい魅力を発見してもらえばとおもいます。

この日はちょうど満月、雲ゆきを気にしつつ月がちゃんと出てくれることを願っておりました。
というのも、去年の会はとにかく寒くって雨もぱらぱら降ったりやんだりと天候に悩まされた記憶があるので、今年はどうかなぁと朝から心配したのです。
今年はラッキーなことにお天気はばっちりで、千光寺の大きな窓から、山の端からぽっかり浮かんでくるまあるい月を拝むことができました。
昨年は京都や大阪、滋賀の学生さんに声をかけて参加者を募ったのですが、今年は嵐山に来られている一般の方に来ていただきました。
当日はパンフレットなどを見て興味を持ってくださった20名弱の参加がありました。
ありがとうございます!
さて当日、嵐電の嵐山駅に集合して、いざ千光寺を目指して歩き始めます。
千光寺は嵐山の中腹に位置するお寺で、渡月橋から歩いて20分くらい。
だんだん暗くなっていく川沿いの道を、懐中電灯のかよわい光で歩きます。
千光寺に至る最後の登りがきついのですが、最後の最後に、お手製の竹燈篭が道を示してくれています。

息を切らして登って来られた参加者の方々は、お堂から見られる京都の街の夜景と、その上にぽっかりと浮かんだ満月にしばし見入っておられました。
ここからがこのイベントの本番なのですが、この風景と、山とお寺の雰囲気で十分来てよかったと思ってもらえると思います。
今回は法話に加え、座禅を体験させてもらいました。スタッフをはじめ、みなさん座禅は初体験。住職さんに簡単に心構えを教えていただきいざ目を閉じ15分。
精神を統一し、心を落ち着ける15分なのですが、ダメダメな私はいろいろな思いが心をよぎり、たった15分が長い長い時間に感じられました。
みなさんそれぞれがいろんな長さの15分を体験されていたのでしょう。
座禅の後にはお茶とお菓子をいただきました。座禅の後にいただくお茶とお菓子は、また格別。
固くなってた体をほぐしてくれ、心をほっとさせてくれました。

(真ん中、奥におられるのが住職さん。窓の外には京都の夜景が見えます。)
その後、住職さんから仏教の教えについてや、修行時代のことを聞かせていただき、また、参加者からの質問にも丁寧に、そしてなるほど~と思うようなお答えを多々いただきました。
仏教における「無」の思想や、輪廻転生を望むかどうか、などなどほんとに興味深い話が次々と出てきました。
最後にもう一度15分の座禅にトライし、あっという間の2時間が終わりました。
二度目の座禅は全体にすごく良く集中できていたと住職さんにほめていただき、充実した、ほっと温かい空気で会を終えることができました。
千光寺さん、いつも私たちの活動を見守って、そして温かく協力してくださり本当にありがとうございます。
スタッフみなさんも準備から、裏方の仕事、かたずけまでお疲れ様でした。
(一番下っ端なのに上から目線ですいません。(笑))
今回の観月会、無事に終わって何よりです。
そしてみなさん満足して帰っていただけたのでは、と思っています。
今年の観月会でもまた、嵐山にまだまだ潜む魅力の可能性を参加者の方に
感じてもらえ、かつ私たち自身も、夜の魅力を再認識する機会になりました。
今後もリサーチやイベントを重ね、活動をさらに厚みのあるものにしていけたらと思っています。
written by fujiwara
このイベントは、嵐山の奥にたたずむ大悲閣千光寺で、まあるい月を眺めながら住職さんのお話を聞き、座禅を組むというものです。普段はなかなか見ることができない夜の嵐山を体験し、嵐山の新しい魅力を発見してもらえばとおもいます。

この日はちょうど満月、雲ゆきを気にしつつ月がちゃんと出てくれることを願っておりました。
というのも、去年の会はとにかく寒くって雨もぱらぱら降ったりやんだりと天候に悩まされた記憶があるので、今年はどうかなぁと朝から心配したのです。
今年はラッキーなことにお天気はばっちりで、千光寺の大きな窓から、山の端からぽっかり浮かんでくるまあるい月を拝むことができました。
昨年は京都や大阪、滋賀の学生さんに声をかけて参加者を募ったのですが、今年は嵐山に来られている一般の方に来ていただきました。
当日はパンフレットなどを見て興味を持ってくださった20名弱の参加がありました。
ありがとうございます!
さて当日、嵐電の嵐山駅に集合して、いざ千光寺を目指して歩き始めます。
千光寺は嵐山の中腹に位置するお寺で、渡月橋から歩いて20分くらい。
だんだん暗くなっていく川沿いの道を、懐中電灯のかよわい光で歩きます。
千光寺に至る最後の登りがきついのですが、最後の最後に、お手製の竹燈篭が道を示してくれています。

息を切らして登って来られた参加者の方々は、お堂から見られる京都の街の夜景と、その上にぽっかりと浮かんだ満月にしばし見入っておられました。
ここからがこのイベントの本番なのですが、この風景と、山とお寺の雰囲気で十分来てよかったと思ってもらえると思います。
今回は法話に加え、座禅を体験させてもらいました。スタッフをはじめ、みなさん座禅は初体験。住職さんに簡単に心構えを教えていただきいざ目を閉じ15分。
精神を統一し、心を落ち着ける15分なのですが、ダメダメな私はいろいろな思いが心をよぎり、たった15分が長い長い時間に感じられました。
みなさんそれぞれがいろんな長さの15分を体験されていたのでしょう。
座禅の後にはお茶とお菓子をいただきました。座禅の後にいただくお茶とお菓子は、また格別。
固くなってた体をほぐしてくれ、心をほっとさせてくれました。

(真ん中、奥におられるのが住職さん。窓の外には京都の夜景が見えます。)
その後、住職さんから仏教の教えについてや、修行時代のことを聞かせていただき、また、参加者からの質問にも丁寧に、そしてなるほど~と思うようなお答えを多々いただきました。
仏教における「無」の思想や、輪廻転生を望むかどうか、などなどほんとに興味深い話が次々と出てきました。
最後にもう一度15分の座禅にトライし、あっという間の2時間が終わりました。
二度目の座禅は全体にすごく良く集中できていたと住職さんにほめていただき、充実した、ほっと温かい空気で会を終えることができました。
千光寺さん、いつも私たちの活動を見守って、そして温かく協力してくださり本当にありがとうございます。
スタッフみなさんも準備から、裏方の仕事、かたずけまでお疲れ様でした。
(一番下っ端なのに上から目線ですいません。(笑))
今回の観月会、無事に終わって何よりです。
そしてみなさん満足して帰っていただけたのでは、と思っています。
今年の観月会でもまた、嵐山にまだまだ潜む魅力の可能性を参加者の方に
感じてもらえ、かつ私たち自身も、夜の魅力を再認識する機会になりました。
今後もリサーチやイベントを重ね、活動をさらに厚みのあるものにしていけたらと思っています。
written by fujiwara
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