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千光寺 秋の観月会

“ 夜の嵯峨嵐山の魅力を発掘しよう ”
ということで、千光寺というお寺で秋の観月会を開きました。


嵐山の奥深いお寺で、月明かりのもと、住職の法話を聞いたり
お団子を頬張りながら満月を眺めたりして嵐山の夜を楽しもう!
という企画です。


当日(11月2日)は雨のぱらつく肌寒い夜でしたが、京大、阪大、立命館の
学生約20人に参加していただきました。
寒い中ほんとにありがとうございました!


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(京福電鉄嵐山駅に集合。)


さて当日は京福の嵐山駅に集合してぞろぞろと出発。


千光寺までは駅から歩いて2、30分と少し離れた場所にあります。

渡月橋を渡って保津川沿いに歩いて行くのですが、電灯のない道なので
月明かりと懐中電灯を頼りに、「怖い!」「寒い!」と言いながらも
みな歩いていきました。


夜の真っ暗な山道を歩くという体験は新鮮で、鹿の鳴き声が聞こえたり、
月明かりに照らされた小川に見入ったりと、五感が研ぎ澄まされます。
夜の保津川沿いはとても神秘的です。

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(昼歩くとこんな感じ。紅葉の時はモミジのトンネルができる。)


千光寺につくと大林住職とお手伝いの方があたたかく出迎えてくれました。


千光寺はまたの名を大悲閣と云い、黄檗宗のお寺で鎌倉時代に
建てられたそうです。嵐山の中でも知る人ぞ知る穴場で、芭蕉や漱石、
司馬遼太郎もここを訪れています。
本堂には江戸時代の豪商、角倉了以の木像があります。


少し鄙びた、風情のあるシブいお寺です。紅葉の時には絶景が見れます。

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(大河内山荘から見た千光寺。山中にひっそり佇む感じがカッコいい。)


お堂の中に入り、まずみんな温かいお茶でほっこり。


窓の外には山の向こうに京都の夜景が広がります。そして空には真っ白な
満月がときどき雲に隠れながらも煌々と輝いていました。
今回も雨でしたが、なんとか無事満月を見ることができました。(笑)

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(法話の様子。写真中央に座ってらっしゃるのが大林住職。)

「月がきれいですね~!」と言いながら、住職はなにげなくお話を始められました。
住職は千光寺の由来や角倉了以の話や嵐山の話をはじめ、
きつねに化かされるという摩訶不思議なエピソードなどいろいろなことを話して
下さいました。
ふと「なるほどな~。。。」と思うような教訓が見え隠れする有難いお話でした。


そして途中からはブルースさんが登場しました。
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(左手の住職の横にいらっしゃるのがブルース氏。)

ブルースさんは嵐山に店を構えるペンケース職人で、しゃべりのうまい
とても気さくな方です。嵐山や町のことに詳しく、ときに辛口のコメントも
聞けます(笑)
ブルースさんのこれまでの体験談や建築の話など
経験豊富な深い話が聞けました。
「京都駅ビルをどういうふうに思うか」なんて話もありました。

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(お抹茶とお団子を味わいながら話をきく。至福。)


後半はお抹茶とお団子を味わいつつ、時間はあっという間に過ぎていき、
法話を終えても住職とブルースさんはまだしゃべり足りないという感じでした。
お二人とも長い時間協力して下さって本当にありがとうございました。
また裏の台所で寒い中手伝って下さったスタッフさんも本当にありがとうござい
ました。

その後みんなでお礼を言って、千光寺を後にしました。
そのあと夜の竹林を歩き、
「うえもり」という嵐山の京料理屋で懇親会をしました。



嵐山に夜訪れることはなかなか無い中で、
こういう場所で自然を楽しみながら法話を聞けるというのはすごく貴重な体験
だったと思います。
このようなあまり知られてないけど良い場所や、よく知られている場所の
あまり知られていない面など、嵐山には埋もれた魅力がまだまだあると思います。

今後もイベントやワークショップなどを通してどんどん発掘していきたいと
思います!

written by Hirai
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テーマ : 京都
ジャンル : 地域情報